貴方が私を恋人にすべきでない7つの理由



twitterで「貴方が私を恋人にすべき〇個の理由」的なのが女子大生の間で流行っており、それに対して愛すべき芸人の友人が「『貴方が私を恋人にすべきでない〇個の理由』とか書こうかと思った」という話をしていて「あ、それ面白そう〜」ということで頑張って書いてみました。
全国の恋人募集中の皆様、ご査収ください。

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1.何でも一人でやりたがる
最初の項目からカップルとしては最悪ですが、旅行も一人、美術館に行くのも一人、映画を観るのも一人でしっとり行うのが好きです。二人でいてもタイミングを見計らって一人になって思考したり勉強したりする時間を持ちたがります。また、重い荷物も自分で持ちますし、出来ないことや分からないことは出来るだけ自己解決できるように努めてしまいます。なので恋人には「自分必要かな…」という気分にさせがちです。

2.イベントごとに興味がない
記念日、クリスマス、バレンタイン、あんまり興味がないです。一応覚えてはおきますが「もし何か頼まれたら」ぐらいのテンションです。イベントの日は人が多いですし何でも高くなるので、それより何かしてもらったお礼としてプレゼントやお手紙を渡したり、楽しかった日にちょっと良いディナーをご馳走するとかの方がよっぽど好きです。

3.家事が嫌い
これだけは致命的すぎて自分でも直したいのですが、掃除・洗濯・料理何をとっても好きじゃありません。さすがに掃除・洗濯はしないと自分が困るのでやるのですが人の分までやるモチベーションはどんなに相手を好きでも全くありません。料理に関しては食事を摂ることさえあまり好きじゃないので一時期はスルメイカと野菜ジュースしか口に入れてなかったことがありました。
(一応自分の名誉のために言っておくと、料理デビューをしたのは小学校の時で、家庭科の調理実習で習ったふわふわのオムレツを自宅で研究して家族にふるまっていたいじらしい時代もありました。今はグラノーラに牛乳をかけるので精一杯です)

4.仕事が大事
典型的なワーク・アズ・ライフ人間なので、自分の会社が自己表現であり、生活の手段であり、社会的責任であり、恩返しの方法でもあります。なので仕事を取られると死にます。一日中パソコンが触れなかったり、仕事の連絡を返せなかったりするとめちゃくちゃテンション下がります。仕事だけでほぼ人生完結しているため、恋人を持つ時点で既にキャパオーバー気味で、浮気する可処分精神も可処分時間も全くありません。

5.偏差値が高い
自分で言うのも何ですが、大学受験の5教科7科目の教養が日常会話に頻出するくらいには賢い会話をしたがります。人間性と偏差値に全く相関はないので相手が自分より偏差値が低いかどうかは本当に気にしないのですが、使ってる言葉や概念や前提知識に乖離があるといちいち説明しなくてはいけないので、面倒くさくてあんまり喋らなくなります。

6.ドライ
「毎日連絡して」とか「会いたい」とか基本的にその役割を求められない限り言いません。誰と遊んでても干渉しません。興味がないとか会いたくないとか連絡が嫌いとかではなく、自発的に行われるコミュニケーションや能動的なルールづくりを何よりも大事にしたいからです。次の日の生産性をわりかし大事にしたいので、自分の用事が終わるとさっさと一人で寝る体制に入ります。

7.過去の恋愛を引きずらない
別れた相手に関しては友達どころか通行人Aと同じぐらい興味が薄れます。特に深い理由はないのですが、別れても特別な関係値でありたいという人に対しても趣なく塩対応してしまいます。その代わり元彼が忘れられなくて…ということは全くないのですが、別れたら基本的に干されると思っていただければ幸いです。

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某友人の仰る通り、ストレートに書こうとすると誰もが読んでて悲しくなるディスブランディングにしかならなかった…(既読スルーしがちとか、デートを面倒くさがるとか)。
でもこの「恋人にすべきでないけど自分が大切にしていること」みたいなのって、多分恋人にすべき理由よりも圧倒的に付き合う前にシェアされる必要がある情報だな〜と思う。皆様も是非。